進学 ニュージーランド 教育システム
ニュージーランドでは、大学進学までの教育期間は13年間です。5歳からPrimary Schoolが始まり、1年生から8年生までを過ごします。その後、High Schoolで9年生から13年生までを過ごします。高校ではNCEAという全国統一テストのような試験が行われます。11年生でNCEAレベル1、12年生でNCEAレベル2、13年生でNCEAレベル3をクリアします。
ニュージーランドでは、NCEAレベル3には進まず、NCEAレベル1やNCEAレベル2を修了した後にCertificateコースに進学する人も多くいます。
大学に進学するためにはNCEAレベル3を修了する必要があります。このため、NCEAレベル3を修了すると、日本の高校卒業資格相当となります。
また、ニュージーランドでは高等教育の質を一定に保つために、New Zealand Qualifications Framework(NZQF)という規定を決めて、高等教育のレベルを10段階に分けています。レベル1~4がCertificate、レベル5~6がDiploma、レベル7がBachelors Degree、Graduate Certificate、Graduate Diploma、レベル8がBachelor Honours Degree、PostgraduateDiploma、PostgraduateCertificate、レベル9がMasterDegree、レベル10がDoctoralDegreeとなっています。
ニュージーランドでは、大学の数は非常に少なく、8校しかないため、厳選されています。大学ではNZQFのレベル5以上のプログラムが提供されています。日本の高校を卒業した後、これらの大学に進学することが難しいため、大学指定のファンデーションコースを受講してから大学に進学するのが一般的です。他にはポリテクニックと呼ばれる職業訓練や高等教育などが行われている国立の高等教育機関があり、NZQFのレベル1からレベル8までの幅広いプログラムが提供されています。
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